英語について

「海外を旅してみたいけど、英語話せないし不安だな・・・」
これが、日本人にとって海外バックパッカー旅に踏み出しにくい大きな理由の一つ。
けど、結論から言えば、「英語が話せなくても全然大丈夫。何とかなる」。
今まで海外でたくさんの日本人に会ったけど、ビックリするほど英語ダメなのに旅してる奴はたっくさんいた。正直、コイツこの英語力で一体どうやってここまで来たんだ?と心の中で疑問に思っていた。
私はペラペラではないがそれなりに意思疎通できる片言の片言ぐらい。
今回は旅と英語に関して私の経験を述べたいと思います。

<英語以外の言語について>

CONTENTS

  1. 英語を話せるようになってからじゃないと海外をバックパッカー旅できない?
  2. 旅しながら上達するには?
  3. 日本を出発する前に必要最低限の英語を話せるようにしたいけどどうしたらいい?
  4. いっそ留学したらどう?
  5. もっと他に楽な方法はないの?
  6. まとめ


1.英語を話せるようになってからじゃないと海外をバックパッカー旅できない?

ま、英語は話せた方が便利である事は間違い無いが、必ずしも話せないと旅できない訳ではない。
まず、外国=英語みたいなイメージを日本人は持っているが、それは半分間違っている。
世界各国の人がコミュニケーションをとるにあたり、「現在は英語が主流」というだけの話。実際に英語が母国語の国はそんなに多くない。
見た目が欧米人だからって英語で話しかけたら相手があんまり英語話せなかったなんてこともある。
外国人=英語がネイティブ、なんてのは大きな勘違い。
相手だってネイティブじゃないんだから、英語が話せない事を恥ずかしがったり、諦める必要なんて無いのだ。

2.旅しながら上達するには?

英語に自信が無いままでも一度日本から出たなら、旅しながら英語が上達するように頑張ろう。
個人的な経験から言うと、日本の外に出た後で外国人相手のコミュニケーションに必要なのは次の3つ。
勉強、度胸、愛嬌、の3つだ。

  • ①  勉強・・・何もしないよりかは、勉強はした方が上達が早い。
  • ②  度胸・・・せっかく単語や熟語をたくさん覚えても、失敗ばかり恐れて口に出せなかったら意味ない。
  • ③  愛嬌・・・例えペラペラに話せたとしても、不愛想な奴は好かれない。

不思議に思いませんか?日本では小・中・高と学校で少なくとも6年以上も英語を学んでるのに英語がほとんど話せない人ばっかり。
それはまず日本では話す必要が無いからという環境の原因が大きい。島国なので外国人と接する機会が圧倒的に少ないのだ。こればっかりはしょうがない。
そして次に英語の勉強の仕方の問題。学校で習う英語の勉強のほとんど全てが文法やリスニングとかばかりだけど、本当に必要なのは実際に口に出して会話してみるという経験だ。
海外だと、特に海外の観光地では、外国人と接してるうちに英語が話せるようになったけど英語の読み書きはほぼできないって現地の人は結構多い。文法やスペルを勉強してきた訳ではなく、土産物を観光で来たネイティブスピーカーに買ってもらう為にひたすらに話しかけて会話して習得したからだ。つまり日本の学校と全く逆。
実際私が現地の言葉、例えばロシア語圏に長くいてロシア語を少し覚えた時は、現地で簡単な挨拶や買い物をする時の会話はロシア語でしていた。でもキリル文字は読めないし書けなかった。


言語を習得して話せるようになる為には、単語のアクセントの場所とかスペルなんて正直二の次三の次なのだ。
受験する時にあんなに一生懸命単語を覚えようとしたのになかなか覚えられなかったでしょ?でも外国人と英語で話してると、ふいに単語や言い回しが耳に残り一発で身についたりする。
単語帳とにらめっこするより、間違っててもいいから度胸だして会話する方がよっぽど早道だ。
あと、片言でも愛嬌がある奴の方が、ペラペラに話せるけど不愛想な奴より断然好かれる。
片言だとなぜか純粋に見えてしまうせいもあるのだろう。嫌われるよりかは好かれた方がいいもんね。

3.日本を出発する前に必要最低限の英語を話せるようにしたいけどどうしたらいい?

でもやっぱり英語を話せないまま日本を出発するのは不安ですよね。
ではどうしたら良いか。努力しましょう。出発するまでに日常生活の中で勉強しましょう。それしかない。
問題は勉強の方法をどうしたらよいか。
受験の時に使っていた単語帳を引っ張り出して覚えなおすなんてのはあまり効果が期待できない。(私もやったけど全然頭に入らなかった)
じゃあ駅前留学? いやいやそんな時間もお金もかけていられない。
じゃあネットを使ったオンライン個人授業? それはちょっといいかもしれない。でも画面越しとはいえ外国人と対面するのが恥ずかしくて無理な人もいるだろう。
じゃあ英語上達の為に本を買って学ぶ? うん、それもいいと思う。リスニング用のCDがあるとなお良い。
じゃあス○○ドラーニング? ・・・んーどうだろう。中身聞いたことないけど宣伝色が強すぎて逆に怪しい。
じゃあ映画やアニメのDVDを音声は英語でそのままに字幕も英語で観る? これはアリ。ただハリウッド映画だとスラングとか汚い言い回しがたくさんだから悪い言葉遣いで覚えちゃいそう。

日々の暮らしの中でできるだけお金をかけずに効率的に英語を上達させようと思うなら、やはり今の時代はスマホの英語学習アプリが一番とっつきやすい。
画面上で文章を追いながら音声を聞けて、しかもそれが会話形式だと一番効果的。周りに誰もいないなら聞きながらマネして発音するとなお良い。


私は当時まだスマホのアプリなんてなかった時代で、色々探した結果ESL podcastってのを見つけて、テーマにあった会話の音声ファイルをダウンロードしてipodに入れて移動中などに聞いていた。
あとTEDも良い。英語の勉強ができる上に様々なジャンルのプロの話を聞けるので知らなったアイデアを知る事ができる。
英語学習アプリはたくさんあるので色々探してみて自分にあったアプリを探してみるとよいのでは。

4.いっそ留学したらどう?

英語話せないまま海外へバックパッカー旅行くって考えると不安だけど、海外に語学留学に行くって考えてるのならたぶん不安は少ないはず。
なぜそう思ってしまうのか。言語留学ってことは、接する相手の外国人が自分は英語が話せないと最初っからわかってくれてると知っているから。だから不安が少ない。
なのでいきなり旅が怖いなら留学という選択肢はアリ。
デメリットは、言わずもがな費用が高いということ。
例えばアメリカへの3か月の留学費用と滞在費で、旅慣れたバックパッカーは東南アジアを一年近くブラブラできるだろう。
英語が話せて物価が安いところで留学できる国として人気なのはフィリピンだ。
フィリピンへの留学の良い所はまず費用が安い。しかも寮生活で食事付きで個人授業という好条件で勉強できるようだ。
私はフィリピンに語学留学した事ないけど、留学経験のある友達に聞いたら、東アジアから来る人が多いらしい。
もしホントに行くなら費用や評判など事前によく調べた方がよいだろう。
あとは例えばワーキングホリデーでオーストラリアやニュージーランドへ行き、最初の三か月は語学学校に通ったりホームステイしたりして勉強して、残りの時期を働いたりってパターンの人も結構いる。 

5.もっと他に楽な方法はないの?

・「指差し会話帳」
これは意外と便利。道を尋ねたい時などに、交通関係の絵と単語が並べられたページで「駅はどっちですか?」とかのところを指さして外国人に見せればいいだけ。
メリットは英語だけじゃなく色んな主要言語ごとに発売されているので、色んな国で使えること。しかし長期のバックパッカー旅だとそれが逆にデメリットになってしまう。英語版と中国語版とタイ語版と・・・など何冊も用意しないといけないからだ。
もし持ち歩くなら、いまは指差し会話帳電子書籍版もあるので電子書籍にすべき。もしくはアプリ版もある。

・「グーグルトランスレート」
まぁ、今はコレが一番楽な方法かな。スマホ、タブレット、パソコンなどでグーグルトランスレートで翻訳すればある程度通じる。ある程度はね。
メリットはいつも持ってるスマホやパソコンがあればいいので他に用意する必要がない。
デメリットはWiFiなどのネット環境が無いと使えない。

・「その他デバイス」
ポケトークやiliなどに代表される、翻訳専用のデバイス。
いまは言語を設定してデバイスに話せば翻訳して外国語が音声となって出てくるのもある。
テレビで紹介されたの見た事あるけど翻訳の精度がかなり高かったのでこれはすごいと思った。お金に余裕があればいいかも。

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感想(23件)

・・・などなど、以上の方法は英語話せなくても大きな助けになってくれるのが便利ではあるのがメリットだけれど、自分の成長にはつながらない。そこが最大のデメリットと言えよう。
生まれ育った環境次第では、2~3の言語を勉強せずとも話せる人達だってたくさんいるんだもんなぁ。そういうところは多民族国家とかいいよなぁ。
でも日本語を母国語として生まれ育って良かったと思う。
ま、英語がネイティブの外国人と付き合う事ができれば上達が早いんだろうけど、それが簡単にできたら苦労はしないよね。

6.まとめ

  • 英語が話せるなら便利なのは間違いないが、話せなくても旅はできる。
  • 旅しながら失敗を繰り返しつつ恥をかきつつ少しずつ英語を上達させていけばいい。
  • 文法やアクセントなどを気にするよりも、愛想良く話してみる事の方が大事。

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